旬のトピック
- 志賀高原高天ヶ原スキー場(1/18 写真:ホテル銀嶺)2020.01.19
雪が少なくアクセスしやすい今冬。スキー場や雪・氷のイベントは"ONE NAGANO"の復興スローガンで奮闘中!
暖冬で全国的に雪が記録的に少なく、長野県内のスキー場も場所・標高・降雪機の台数により、上部のゲレンデだけ滑走可能だったりしていますが、懸命の努力で整備してほとんどのスキー場はオープンしています。
世界有数の豪雪地飯山の雪のイベントとして近年人気のかまくらの里では、地元住民が苦心して1/24のオープンに向けてかまくらをせっせと作られています。例年より予約はしやすいです。
気温も高めですが夜は氷点下になることが多く、氷のイベントの鹿教湯温泉氷灯ろう夢祈願は例年通り開催中。今年は台風の被災の復興を祈願して"ONE NAGANO"のスローガンの元、別所温泉でも氷灯ろうが2/7~11に行われます。
松原湖のわかさぎ穴釣りは1/17にやっと一部解禁、木曽の白川氷柱群は少し氷柱ができ、冷え込みが続くことが期待されています。
道路も雪が少なく例年よりアクセスは楽ですが、凍結している箇所も多く冬用タイヤは必須です。
- 被災したリンゴ園(11/23 長野市穂保)2019.12.08
がんばろう長野! 農業ボランティア&善光寺参道のイルミネーション
台風19号で千曲川が決壊した長野市のリンゴ畑の信州農業再生復興ボランティアに行ってきました。
樹が丸ごと水に浸かったため収穫できないリンゴ園や1階部分が完全に破壊されている家屋は、ニュースで見るよりずっと悲惨です。全国各地からいろんなボランティアの方が集まっていて、地元の方々が暖かい料理や温泉の無料券などでもてなしているのが救いでした。
農業ボランティアは雪が積もるまでが勝負で、12/15までは募集しています。観光客の減少面による打撃も、千曲川沿いの飯山・長野・上田・佐久の他、長野県全般に影響しています。
開催が危ぶまれていた善光寺の参道のイルミネーションは、関係者の尽力で予定通りの日程で2/11まで、復興への願いを込めて行われています。昨年行われた善光寺内のイベントは中止されましたが、2/6~11には恒例の長野灯明まつりも行われます。長野県内では冬の間、軽井沢など他の場所でも美しいイルミネーションが見られます。
長野市では、全面改築で休館していた東山魁夷館と信濃美術館の内東山魁夷館が10月に改築完了してリニューアルオープンしています。
宿泊料が国の予算で割引される「長野県ふっこう割」も12月中旬から始まります。ボランティアや観光に信州へぜひお越しください!
- 軽井沢「シャーロック・ホームズ像」の紅葉(11/10)2019.11.11
今年はまだ紅葉が見頃。台風の後奮闘する信州へお越し下さい!
- 長野市の千曲川決壊箇所(10/13 出典:国土地理院)2019.10.17
台風の影響による交通機関の情報と紅葉
台風19号で、長野県内は北部・東部などで大きな被害や影響が出ています。特に、写真の千曲川の決壊箇所は日本有数のリンゴ畑等農地と住宅地が広がる場所で、賢明の復旧作業が続いています。
観光面では、県内の道路が一部通行止めで、角間渓谷などアクセスできない観光地や温泉などがありますが、ほとんどの宿・施設・お店は営業して集客に奮闘しています。
問題は東京方面からのアクセスで、北陸新幹線は減便して運行していますが、松本方面への中央線は特急あずさが10月中不通、高速道路は中央道・上信越道とも一部区間が10月下旬まで通行止めで、迂回する必要があります。遅れていた紅葉が始まっていて、志賀高原・白駒池・乗鞍高原・美ヶ原高原・白馬八方尾根などで見頃になっています。
標高が低い松川渓谷・別所温泉や、人気の奥蓼科御射鹿池と横谷渓谷・木曽阿寺渓谷・大峰高原の大カエデなどは色づきはじめです。
台風の影響のない宿や施設も、観光シーズンにもかかわらず、予約のキャンセルなどで大きな打撃を受けています。交通情報をご確認の上、ぜひ紅葉の美しい信州にお越しください。長野県では義援金やふるさと納税による寄付、各市町村ではボランティアを受け付けてます。
- 収穫したブドウ2019.09.16
今年も!果物の収穫がピークに
9月中旬なのに日中は暑い日も多く、紅葉は例年より遅れそうな信州です。
もう一つの秋の楽しみ、果物の収穫は、ピークを迎えています。
自宅のブドウ棚も収穫を始めました。独特の香りと味があるナイラガラという品種で、栽培しやすくて安価でこの時期にたくさん出回りますが、長野県以外では見かけません。
ブドウの他にも、新リンゴや梨などが、所狭しと直売所や八百屋に並んでいます。今年は、採り立ての味を新幹線を使って東京駅で9~11月に数回販売するイベントトながの果物語り 新幹線マルシェも始まりました。
- 2019.08.18
信州の山や高原は、最高気温が15~25℃。平地も熱帯夜はなし♪
今年も猛暑となり、信州も真昼の日なたは30~35℃で、お昼に到着された観光客は「普通に暑いね」とおっしゃいますが、湿気が少ないため、木陰や朝晩は涼しいです。最低気温25℃以上の「熱帯夜」は、長野市では7日間ありましたが、長野県内の他の地域では一度もありません。
気温は、高度が1000m上がれば6.5℃下がるそうなので、1,500~2,000mの黒姫・志賀高原・美ヶ原・乗鞍高原・湯の丸高原・八千穂高原・菅平・野辺山などの高原は、下界が猛暑の真昼でも20~25℃程度です。
登山やロープウェイで行く標高2,500~3,000mの場所、例えば、乗鞍岳・新穂高ロープウェイ・槍ヶ岳・千畳敷カール・赤岳・蓼科山などの山の上は、最高気温15℃のところも。
- 満開時の霧ヶ峰のニッコウキスゲ
- 火山警戒レベルが1になった浅間山2019.07.06
夏山シーズン到来♪残雪もようやく溶け、浅間山に続き御嶽山も登頂可
7~8月の夏山登山の季節を迎えた信州です。
今年は冬の積雪量は多くなかったものの、温暖化している近年では涼しい春だったために雪解けが進まず、アルペンルートの雪の大谷も長く楽しめていましたが、6月終わりの雨で一気に雪が溶けた登山道が多いようです。それでも槍ヶ岳等3000m級の登山コースには、まだ1週間ぐらいは一部雪に覆われているのでご注意ください。
コマクサやニッコウキスゲ等の高山植物も去年より遅め、これから見頃になりそうです。活火山の浅間山は、昨年8月に火山警戒レベルが一番弱い「1」になり、今年は内側の外輪山「前掛山」まで登れます。5年前に突然の噴火で多くの方が亡くなった木曽御嶽山も、今はレベル1で、シェルターなどの対策も講じられ、7/1から黒沢口登山道から山頂まで登れるようになりました。
山歩きにお越しの方は、ハイキング・登山コースのリストを参考に、十分な準備でお越しください。
- 2019.06.02
旧開智学校が国宝に指定。2つの国宝建造物を歩いて見られる松本
- 松本城近く元辰巳御殿の桜2019.04.12
雪中桜・・・信州の桜はまだこれから開花のところも
長野県内の桜の名所は、今年はばらつきが大きく、暖かかった3月に開花した信州南部の飯田は、満開~散り始めとなっています。
その後の冷え込みで、他の桜の名所は遅れ、高遠は4/6、上田城は4/5、松本城は4/7に開花し、今週末にかけて見頃となっています。そこに、4/10の雪で、数年ぶりに「雪中桜」が見られました。
北部や標高の高い所はまだこれからです。桜の名所の長野市城山公園、須坂市臥竜公園、池田町陸郷の山桜など、今年は平年より数日遅く今週末にようやく開花する所が多そうです。
安曇野光城山、小諸懐古園、長野市神代桜、大町公園、飯山城跡公園、小布施岩松院、大芝高原などは、連休でも桜が見られるかもしれません。
千曲のあんずも開花は早く3/28でしたが、その後ゆっくり進行し、まだ見頃です。