旬のトピック
2006年の御神渡り(諏訪市博物館)2018.01.29今年は起きるか!? 結氷した諏訪湖の「御神渡り」
「数年に一度の寒波」で、一日中氷点下、最低気温-10℃の寒~い日もある信州です。
諏訪湖は全面結氷し、温暖化でこの5年間起きていない御神渡り現象が見られるか、注目されています。御神渡りは、湖岸から湖岸まで湖面の氷が山脈のように盛り上がる現象で、諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道、というロマンチックな言い伝えがあります。
諏訪湖畔では毎年恒例のアイスキャンドルのイベントも2/3に行われます。
やはり結氷した湖上でできる信州ならではのわかさぎの穴釣りと、氷結した滝が見られる木曽の白川氷柱群などの「氷瀑」も、今年は長い期間楽しめそうです。
エムウェーブ2018.01.03平昌へあとひと月。長野五輪スピードスケート会場で地元の選手達が躍動
明けましておめでとうございます。
今年は韓国平昌で冬季オリンピックが開かれる年。昨年末、20年前の五輪スピードスケート会場だった長野市のエムウェーブで代表選考会が行われ、松本市の相澤病院の世界記録保持者小平奈緒さんなど、メダル有力候補達が世界トップの滑りを見せました。エムウェーブは、大会開催日などを除いて一般の人が滑走できます。月に一度無料開放日もある他、観客席から見学するだけなら常時無料で、美しいリンクと木製の屋根は一見の価値があります。五輪メダルなどが見られる「長野オリンピックミュージアム」も無料で入れますよ。
スケートリンクは信州各地にあり、数は減りましたが、今も池や学校の校庭などを使った天然のリンクもあります。
明日オープンの白馬岩岳スノーフィールド(写真:白馬岩岳観光協会)2017.12.08スキー場は早めにOPEN♪スノーキャット・スノーモービルもいかが?
昨日の朝は松本で-4.8℃、軽井沢では-7.2℃の寒さで早くも信州らしい冬を迎えています。
スキー場では順調に天然雪が積もり、雪不足だった昨年とは一転して、早めにオープンするところが増えています。
近年は、スキーやスノーボードをやらない海外や国内の観光客向けに、菅平・野沢温泉・北志賀竜王などで「スノーキャット」と呼ばれる雪上車、白馬・黒姫・斑尾などでスノーモービル雪上走行の体験ができる所が増えています。また、寒さが厳しい信州の冬の夜には、イルミネーションがよく合います。人気のホワイトクリスマスin軽井沢のイルミネーションなど信州各地で美しいきらめきが見られます。
写真提供 竜王マウンテンパーク2017.11.10紅葉のシーズンは☆を見るのにも最適
アルプスが冠雪し、紅葉も終盤に差し掛かろうとしています。長野県内の紅葉の名所では、上田城跡・鹿教湯温泉・小諸懐古園・木曽阿寺渓谷 ・松本あがたの森公園など標高の低い所が今見頃で、天竜川渓谷など南部の紅葉スポットの一部は11月中旬まで見られそうです。
また、空気が澄み、寒くなる前のこの時期は、1年中で一番スターウォッチングに適しています。昨夜は自宅の前で空を見上げると、オリオン座の周りに、おおいぬ座・おうし座とプレヤデス星団(すばる)・ぎょしゃ座などが、見事な半月と共によく見えました。
信州ならではの満点の星空や天の川が見られる場所は、このページで紹介しています。昼神温泉で大人気の「日本一の星空ナイトツアー」は冬も12/9~3/31に山麓で行われます。他の場所でも、市街地でなければ、夜、宿の外に出ると晴れた空は都会では見られない星空が見られます。
蕎麦打ちの最終工程
例年の奥蓼科御射鹿池の紅葉(10月末)2017.09.19紅葉が遅れ気味にSTART
連休に日本を縦断した台風が去り、ようやく秋晴れとなりました。
日によって上着が必要な気温となり、紅葉が、標高の高い駒ヶ岳千畳敷カール・立山黒部アルペンルートの上部、栂池自然園等で、例年より遅れ気味に始まりました。
この後、涸沢・乗鞍岳・白馬八方尾根・湯の丸高原等で始まると思われます。北から南まで縦に長く、標高差も大きい長野県では、紅葉の見頃は、1ヶ月半ぐらいに渡って、北から南、山から里に移っていきます。長野県内の紅葉の名所一覧をご覧ください。
花は、黒姫高原や佐久高原のコスモスや 伊那高原赤そば等ソバの花がそろそろ見頃です。
なお、9/23~24に恒例のりんご音楽祭が行われる松本では、市街地に巨大なイオンモールが16日にプレオープンし、周辺の道路がかなり渋滞しているのでご注意ください。
稲穂とソバの花2017.09.03実りの秋のスタートを彩る♪刈り入れ前の稲と信州ソバの花達
一気に秋めいて、朝晩は上着がいるほどの気温になってきました。長野県内の紅葉は例年9月下旬~11月中旬ですが、去年のように早めに始まるでしょうか?
収穫の秋が始まり、農産物直売所や八百屋では、長野県が誇るブドウ・桃・梨・リンゴ・プラム、そしてキノコが所狭しと並び出しています。田畑に目をやると、刈り入れ前の美しく黄金色に色づく稲と、ソバの花の白が綺麗なアンサンブルを見せてくれています。
このソバの花たちは、10~11月に収穫されて新ソバになるわけですが、その前後に、戸隠や松本等では、ソバ祭りや新ソバ祭りが開かれます。
ソバには、花が赤い高嶺ルビーという種類もあり、産地の伊那高原などで赤ソバ花祭りも行われます。
白馬でのキャニオニング(写真:エヴァーグリーン・アウトドアセンター)2017.08.15長野県=アウトドア天国。登山・ハイキング・MTB・サイクリング・カヌー・SUP・パラグライダー・キャンプ・・・
- 2017.07.09
「ろくもん」「天空に一番近い列車」など観光列車が信州でも人気♪
全国で人気の観光列車やイベント列車。信州では、長野~上田~軽井沢間を走る第三セクターの「しなの鉄道」が運行する「ろくもん」が人気を呼んでいます。
真田幸村の「六文銭」にちなんだネーミングで、ヴィラデスト等の地ワインやアトリエ・ド・フロマージュのチーズ等を使った食事、子供が遊べるスペースなどで、全国の観光列車の中でななつ星に次ぐ高い評価を得ています。7月にスタートして9月まで続くJRの信州DCキャンペーンでは、JR小海線に観光列車「天空に一番近い列車 HIGH RAIL 1375」がデビュー。こちらはJR最高地点の標高からの命名で、デザインは野辺山の国立天文台にちなんだ星空です。
その他にもイベント列車・観光列車がたくさん企画されています。
2017.06.047年ぶりのJR信州DCキャンペーンが7月から・初めての北アルプス国際芸術祭は今日START!
6月になり、薔薇・ラベンダー・アヤメが美しい季節です。中野薔薇祭りのバラは今見頃を迎えているようです。
今年の長野県は、7年ぶりのJRのDC(ディスティネーションキャンペーン)の年。「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」をキャッチフレーズに、一ヶ月後の7月1日から9月末まで、県内の観光地に誘客が活発に行われます。
そして、大町市が初めて行う北アルプス国際芸術祭も今日STARTしました。
瀬戸内国際芸術祭や越後妻有アートトリエンナーレ等のディレクター北川フラム氏を迎え、国内外の36組のアーチストが作品を展示、食や音楽等のイベントも行われます。



