島崎藤村の「山辺の湯」という文


島崎藤村の「三人」という小説の中の「山辺の湯」という文章を、浅間温泉の方にお借りした古い本の中で見つけました。
まさに今通勤している、松本の市街地から美ヶ原温泉へ至る道を、女性3人が乗合タクシーに乗って行く話。
惣社の分岐路とそこに今もある石のことが書かれ、最後に里山辺郵便局のところに来て、「それが山邊… 続きを読む

白樺細工ってすごい

松本地域の伝統工芸で、みすず細工以上にすごいと思うのが「白樺細工」。
雷鳥の羽や足の部分とか、これがあの固い白樺の木を手で彫ったものとは。。
昔美術の時間で、彫刻刀で指を切りながら悪戦苦闘したのを思うにつけ、これはほとんど神業だと思います。
最近は土産物としてあまりポピュラーじゃないのかもしれませんが、残… 続きを読む

みすず細工体験・長野県の伝統竹細工

松本城の入り口の松本市博物館で、市民コンシェルジュとのコラボで、みすず細工体験の講座がありました。
みすず細工は、松本で採れるクマザサの1種で作られてきた竹細工で、プラスチック製品に席巻されるより前の時代の松本地方の産業の一つで、海外に輸出までしていたとか。

博物館収蔵の、職人が何年もかかって作ったとい… 続きを読む

名店チャイナスパイス復活@松本

松本の中国料理店「チャイナ・スパイス」が惜しまれながら閉店して3年、中心市街地で復活OPENしたので食べに行きました。
中国の薬膳家庭料理が食べられ、中国と台湾出身のご夫婦との会話も楽しく、家族でたびたび行っていたので、嬉しい。
アーティストでシェフの旦那さん、中国のあちこちを旅されていたとか。その間に… 続きを読む

ラボラトリオ(松本のカフェ&ギャラリー)

前から興味シンシンだったカフェ&ギャラリー「ラボラトリオ」に行ってみた。
松本の駅前の通りを北に行ったあまりぱっとしなかった場所に、1年半ほど前にできためちゃお洒落な空間。
80年も前の昭和初期に建てられた薬局の建物を改装しているので、しっくいの壁は、最近作られた擬似的なものではなくホンモノ。


そして、売… 続きを読む

信州限定お菓子@諏訪SA

昨日山梨に行く途中休憩した諏訪サービスエリア。
ここには、丸安田中屋のチーズケーキなど地元のものから、小布施の栗のお菓子まで、長野県じゅうの人気のあるお土産が一堂に集められてます。
さらに、信州限定版のお菓子のコーナーには、「キットカット 八幡屋礒五郎 大辛味」・「ハイチュウ巨峰」・「カントリーマアム信州… 続きを読む

南アルプスの反対側~赤沢宿@山梨県

観光関連のサイト制作の打ち合わせで、山梨県の早川町という所を訪れました。
長野県から見て南アルプスの裏側で、日本で1・2番目に高い富士山と北岳が両方見える町です。
その中の赤沢宿という宿場町は、下栗の里の急斜面に木曽の妻籠宿があるような、すごいロケーションの宿場町。
雪の山に囲まれた、古い旅籠はたごの… 続きを読む

串田和美さん

トラットリア松本画廊で、まつもと芸術館長の串田和美さんの写真展を少し前にやっていて、写真にサインをしに来たご本人にお目にかかる機会がありました。
土曜の夜かなり遅い時間なのに、芝居の稽古をやっていたとのこと。
演劇を心底愛している文化人で、音楽の街の松本で、演劇のレベルも、どんどん上がっているんでしょう… 続きを読む

深夜の雪景色


多言語サイトの制作の締め切りで、雪の中を深夜2時半に帰宅した時の光景。
雪が降ると、黒い蔵の残る田舎の街は、モノトーンの世界になり、その中で赤い丸ポストが目立ちます。
いつもの通勤路は、真夜中で人っ子一人いない上にアスファルトも雪で覆われて見えず、雪の森を、そりかクロスカントリースキーで行くような錯覚に… 続きを読む

凍結した諏訪湖と富士山

諏訪湖で2年連続で御神渡りが見られた直後に暖かくなり、「今でも見られる?」という問い合わせがあるようです。
諏訪湖の氷は真ん中から徐々に解け、今は痕跡かそれとも新しいミニ御神渡りか?というような筋がわずかに見られるだけです。
それでも、広大な湖のまだ半分以上が白く凍結している様は美しく、上諏訪(諏訪湖の… 続きを読む